■ コマ割りについて2
■ その他コマ運びの技法
1.コマはカメラからのぞいたものと仮定し、
さまざまなカメラワークの技法を使う。

アップ<−>ロング
回り込み
スパン(平行移動)
2.背景コマの効果

時間が随時経ったことをあらわす。
時間、場所を提示する。
説明ゼリフに使うと効果的である。
3.コマ割にも変化をつけ、マンネリ化を防ごう。

ex タテヨコ ヨコヨコなど
4.大ゴマの効果

印象を与える。
時間を長く見せる。
場面の変化。
5.小コマの効果

重要でない場面に。
間を空けさせる。一呼吸
大ゴマの布石。
*構図によってもコマの大きさに対する印象は変わる。
ロングショットは大きく感じる。
■ 会話のコマ運び
会話もテンポが命。長いセリフ、短いセリフばかりづづいてはいけない。メリハリが大切である。
炎々と喋らせては、流れがダレ手しまう。漫画は会話のテンポを表現するのに長けておりセリフの
途中で一呼吸置かせたり、語調を強めさせたりできる。一つの吹き出しセルフは一気に読まれ、
分割されている吹き出しは少し合間があき、コマで分かれると一呼吸おかれる。
また、放射型の吹き出しは語調が強く、速くなる。会話が長くなるようなら途中でも何も喋らないコマ
、感嘆語のみのコマを置き、読者を休憩させることも重要。また、一つのコマで、一人だけが喋るコマ、
二人で喋るコマをバランスよく配置し、マンネリ化を防ぐのも重要だろう。キャラの向きも重要で
今まで右にいて左を向いて話していたキャラが次のコマではいきなり右を向いていたりするのは
厳禁である。
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