Tokyo N◎VA The Detonation 「A thistle」


著者挨拶


こんにちは。このリプレイの著者である眞森悠と申します。もっとも、大した人間ではないので無理に覚えていただかなくともよろしいのですが。
しかし、この作品は大した作品です。是非一度ご覧になっていただきたい。
さて、このHPでこのページをご覧になっているので、TRPGについてはそれなりの知識があるかと存じます。もしそうでないのであれば、ブラウザバック等でお戻りになり、創作部TRPG班ブログに目を通すことをお勧めします。それ以外の方はどうぞ、先へお進みください。


この作品は「トーキョーN◎VA The Detonation」というシステムを使用して創作されています。地軸がねじ曲がり、大災害によって混沌に落とされた地球で、唯一繁栄を続ける鎖国した日本。その日本の出島であるトーキョーN◎VAという街で、生きる人物の物語を綴るのが、このシステムです。時代は現代とは異なり、文化はさらなる変貌を遂げ、人の生き方――Styleも随分と違うものになりました。このトーキョーN◎VAという街で生きるために必要なのは、力。権力、暴力、知力、判断力、思考力、コミュニケーション力――ありとあらゆる力、どんなものでもかまわない。だが、それを貫かなければどんな人間も死んでいく。そんな世界、そんな時代、そんな人間を、この物語を通して感じてほしいです。
そのため、このリプレイでは「トーキョーN◎VA The Detonation」独特の言い回しを、敢えて使用してその雰囲気を残すように努力しました。知識のない方でも楽しんで読めるようにフォローをしているつもりですが、もしそれが功を奏さなかったら申し訳ありません。そのようなご指摘があれば、随時改善していきます。
では、いくつか事前知識を載せた後で、アクトトレーラ―を読み上げてリプレイを開始したいと思います。どうか、終劇までお楽しみください。


ニューロエイジ:大災厄を越えた人々が生きる時代。「トーキョーN◎VA The Detonation」の舞台である。
大災厄:ハザード。ニューロエイジを招いた地球規模の大災害。それとその後の影響により、地上の人間のほとんどが死滅した。
トーキョーN◎VA:大災厄を唯一防いだ大国日本の出島。現在の日本は、完全に外部との関係を経っているため、その繁栄の恩恵を得ようとする人々がトーキョーN◎VAに集まっている。そのため、混沌とした街となっている。
アクト:1つの物語。1つのプレイのこと。他のシステムでは、「セッション」ともいわれる。
アクトトレーラー:アクトの雰囲気を伝える為に書かれた予告。
スタイル:人の生き方。貫くもの。自然と現れるもの。その人そのもの。
神業:スタイルごとに設定された、アクト1回のみの必殺技。キャストはスタイルを3つ持つので、アクト中に1人のキャストが3回使用できる。
キャスト:このアクトの主人公達。プレイヤーの分身。他のシステムでは「プレイヤーキャラクター」ともいわれる。
ウェブ:世界中に網を張る電脳の世界。いわば、インターネットに対するニューロエイジ風の呼び方。
サイバーウェア:人体に埋め込まれた機械のこと。
舞台裏:シーンに登場していない人物のいること。





Menu

Top
Opnin 1-2
Research 1-3
Research 4-5
Research 6-8
Research 9-10
Research 11-12
Climax 1
Climax 2
Endin 1-2

用語解説&資料





Back Top Next

inserted by FC2 system